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近大=近畿大学は世界ではじめて成功した完全養殖のクロマグロ(近大マグロ)で有名ですが、新たに近大ナマズなるものの開発に成功しました。

近大ナマズは近畿大学の有路昌彦準教授と鹿児島の養鰻(業者)により開発された新食材で、養殖用餌が工夫されていることにより、鰻に似た味がするのが特徴です。

この近代ナマズですがメディアでも注目が集まっており、調理された蒲焼の画像を見た人や実際に食べた人の感想がインターネット上でも多数見つかります。

ここではこの近大ナマズに関する情報をお届けしますので、気になる方は以下の内容をぜひチェックしてください。

近大ナマズの蒲焼がスゴイ!

なまずの蒲焼といえば、おちょぼさんの愛称で親しまれているお千代保稲荷を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?なまず料理を楽しめるお店が多くあり、なかでもナマズの蒲焼はあっさりとした白身でとても美味しいですよ。

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なまずの蒲焼は普通に食べても美味しいのですが、近大ナマズの蒲焼は、味だけでなく見た目まで区別がつかないということで、実際に食べた人が驚きの声をあげています。

鰻やナマズというと泥臭いイメージがある人は多いでしょうが決してそのようなことはなく、脂は鰻に比べると少しあっさりしているものの、身が柔らかくうまみがあると高く評価されています。

また、ナマズには鰻と違い小骨がなく取り除く手間がかからず喉に刺さる心配もありません。

そのほか、栄養成分でも鰻に引けを取らないのが近大ナマズに使用されているナマズの特徴です。

たんぱく質、ビタミンB群、そして脂質もほどよく含まれています。

近大ナマズの値段は鰻の半額以下?

近畿大学水産研究所で取り扱われたことがあるだけで、2015年11月現在、まだどこでも簡単に手に入るような状態にはなっていません。

量産化と低価格が目標として掲げられており、最終的には鰻の半額での取り扱いを実現したいと取材に対し回答しただけで、半額以下になるのはまだまだ先のことになりそうです。

ただ、実現すれば価格が高騰・絶滅が危惧されている鰻よりも、近大ナマズの人気が勝る日がくるかもしれません。

近大ナマズはどこで販売されてるの?

過去になりますが、2015年(平成27年)7月24日(金)の土用の丑の日に、うなぎ味のナマズが近畿大学水産研究所2店舗で限定販売が行われました。

このときは各店舗先着30食限りの販売でしたが、即完売するほどの人気・注目度の高さでした。
なお、このときの試験販売での価格は税込2,200円。

国産の高級な鰻の蒲焼と比べると安いですが、スーパーやコンビニで手に入るものに比べると高いと思う人もいるでしょう。

ただ、前述したように今後は低価格に向けた取り組みが続けられていくとのことですので、期待して待ちたいところではあります。

まとめ

まだ限定販売がおこなわれただけであり、日本中の人が気軽に購入したりお店で食べたりできるようにはなっていませんが、今後そのようになる可能性はあります。

また、あとで再び限定販売がおこなわれる可能性もありますので、一度食べてみたいと思った人は、近大ナマズの最新情報に注目しましょう。