子どもも一緒に、家族で潮干狩りに行く場合に、どういう服装で行けばいいのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
ここでは、潮干狩りに適した服装や履物、また日焼け対策や必要な持ち物について解説しています。
以下の内容をチェックしながら当日は潮干狩りを十分楽しむためにも、現地ではできる限り困ることがないよう準備をしておきましょう。
潮干狩りの服装と日焼け対策
子ども連れで潮干狩りに行く場合、水遊びや泥遊びに夢中になるので、まず濡れることは避けられません。
こればかりはしょうがないですよね!
大人と違い子供は濡れることなんて気にしませんから…
このように初めから濡れることがわかっているので、水着で潮干狩りをしている子供を多く見かけます。
しかしここで注意して欲しいことは寒さ対策です。
子供の服装
潮干狩りは潮の引きが良い4月下旬から5月上旬がおすすめですが、海水浴シーズンと違い水温も低く天候によっては風も強く肌寒く感じることもあります。
そのため長袖のシャツや上着を必ず用意してください。これについては子供に限らず大人も同様です。
また、帽子も風などで飛ばされないように、ひもの付いたものをかぶせてあげましょう。
女性の服装
日焼けや紫外線対策も兼ねて長袖のシャツにボトムはロング丈のパンツがオススメです。
また、海水で濡らしたくない方は状況に応じて袖や裾をまくれる物を着用すると良いでしょう。
帽子については、紫外線対策も兼ねて全体的にツバの広い物をかぶることをおすすめします。
寒さ対策としては先ほど説明しましたが、パーカーなど上着を必ず用意してください。
紫外線・日焼け対策
潮干狩りにおすすめの4月~5月は紫外線量も多く、日焼け対策は欠かせません。
その場では気づかなくても家に帰ると真っ赤に日焼けしてるなんてことがよくあります。
子供の場合は子供用の日焼けクリームや長袖シャツ・帽子などで対策してあげてください。
女性の場合は、日焼け止めを塗るほか、サングラスや帽子で頭や顔、タオルや手ぬぐいで首の日焼けを防止し、腕の日焼けは長袖のTシャツなどで防ぎます。
なお、前述しましたが、帽子は強風で飛ばされてしまうのを防ぐため、大人もひもの付いたもののほうがいいです。
潮干狩りの靴には注意が必要
潮干狩りの履物には注意が必要です!
潮干狩りに行くと貝殻の破片や石などで足の裏をケガをしてしまう恐れがあります。
そのため、子供や女性に限らず履物は長靴や水に濡れても大丈夫なウォーターシューズなどがおすすめです。
とくに貝殻の破片は海水でフヤケタ足の裏を切りやすく危険です。
また、手のケガを防止したり、手の日焼けを防止したりするために、ゴム手袋と軍手を重ねて身に着けるのもよいでしょう。
潮干狩りで準備したい持ち物
準備したい持ち物
- 貝をとるための熊手・スコップ
※網目の付いた熊手は禁止の潮干狩り場があるので注意してください。 - 貝を入れるネットかバケツ
- 貝を洗うためのざる
- 水分補給のためのスポーツドリンク
- 直射日光対策としての日焼け止めクリーム
- 手荒れ対策のハンドクリーム
- ゴミを持ち帰るためのビニール袋
- 貝を持ち帰るためのクーラーボックスや発砲スチロール容器
- ケガをしたときのための消毒液や絆創膏など救急セット
- 濡れた際に拭くためのタオル
- トイレに紙がない場合に備えてトイレットペーパー
そのほか、休憩するときに使用するビニールシート、イス、手や足の砂・泥を落とす水を入れるためのペットボトル、貝が傷むのを防ぐための保冷剤もあると便利です。
おわりに
子どもと一緒に潮干狩りに行く際に起こり得る問題として、迷子があります。
親が貝をとるのに夢中になっているあいだに、さっきまですぐ近くで水遊びや泥遊びをしていた子どもが、どこかに行ってしまうことがあります。
ピーク時はたくさんの人がいるため、遠くに行ってしまっていると探すのが容易ではありません。
迷子ブザー、迷子札、リードなどを持って行く、迷子の対策を行ないましょう。
また、日焼けは潮干狩りが終わったあとのケアが大事です。
十分に保湿を行ない、肌のバリア機能低下、紫外線ダメージを防止しましょう。
また、今回ご紹介した必要なもののなかには、現地でレンタル可能なものもあります。
ただし、絶対に借りられる保証はありませんので、自前のものをすべて準備して行くほうが安心です。