初詣に行った際、吉凶を知りたくておみくじをひく人は多いでしょう。
大吉などの良い結果が出ると嬉しくなりいい1年になりそう!という気持ちになりますが、逆に凶のように悪い結果が出るとテンションがガタ落ち、不吉なことが起こるのではないかと心配になる人もいるはずです。
今回は凶が出たからといって不幸なことが起こるのか、また出たあとのおみくじをどうすれば良いのかを説明します。
初詣のおみくじで凶がでたけど悪いことがおこるの?
おみくじで人生が決まるなどとは誰も思わないでしょうが、凶が出ると嫌な予感がする人もいるでしょう。
まず、おみくじに書かれているようなことが本当に起こるとは限りません。
これは反則のような感じがするかもしれませんが、ためしにもう一度引いてみると今度は大吉であったり中吉であったりすることもあるのです。
「たかがおみくじ」と割り切ってしまうのが何よりですが、どうしても気になる場合には気持ちを引き締めるようにと、神様が自分に対して警鐘を鳴らしていると思いましょう。
また、このような話もあります。
身を引き締めて日々を誠実に暮らしていくことによって、凶は吉に変わるともいわれています。
凶が出たからといってへこむのではなく、気を緩めることなく1年を過ごそうと気持ちを改めて幸運を引き寄せられるようにしましょう。
それと、大凶が出るよりマシと思えばまた気分も違ってくるのではないでしょうか。
おみくじの凶は境内に結ぶそれとも持って帰る?
ズバリ!これには正解がありません。
財布に入れておくのが良いという説、木に結んで帰るのが良いという説があります。
前者はおみくじの内容が神様からの言葉で、自らを戒めるために読み返すという考え方であり、後者は神様と縁を結ぶためという考え方です。
いずれか好きなほうを選択すれば良いのですが、木に結んで帰る場合には利き手ではないほうの手(右利きの人は左手)だけで結びましょう。
境内におみくじを結ぶ場合は利き手ではないほうの手だけで結ぶ!
利き手でないと結びにくいと感じるかもしれませんが、これには難しいことを成し遂げるという意味があり、凶が吉に転じるといわれています。
嫌な、不快な、不安な気持ちを引きずったまま帰りたくない人はこの方法を選択して「吉になった!」と思いましょう。
また、気を引き締めて過ごすことで凶が吉に転じるという考え方の人で、おみくじの内容を忘れたくない人は、家に持って帰る方法を選択してください。
おみくじの保管方法と処分の仕方
まず保管方法についてですが、木に結んで帰った場合には気にする必要はありません。
持って帰ってきた人も、前述したように読み返せるように財布や手帳などに入れておくと良いでしょう。
また、処分方法に関してですが、やはり木に結んで帰った人には関係ありません。
持って帰ってきた人ですが、なんとなくゴミ箱に捨てるのは悪い気がすると思う人もいるでしょう。
その場合には機会を見つけて木に結びに行ってくるか、お焚き上げをする、納札所に返納する、このいずれかの処分方法を選択するのがおすすめです。
なお、タイミングはいつでも構わず、有効期限も1年間などとくに決まっているわけではありません。
ただ、翌年にもまた初詣でおみくじをひきに行く人で、なんとなく年を越したあとにまで凶のおみくじがあるのは嫌な感じがするという人は、年が明けるまでに処分をすると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
凶が出ると落ち込んだり、不安になったり、中には腹が立ったりする人もいるでしょうが、出たあとの結び方や過ごし方により吉になるといわれているのは既に述べたとおりです。
初詣で実際に凶をひいた場合には今回ご紹介した対応をして、良い1年間にしたいところです。