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子どもの卒園式

振り返ってみれば色んな思い出がよみがえってきますよね。

毎日眠い目をこすりながら、お弁当を作ったなぁ…

毎日あの坂道を自転車を漕いでよくのぼったなぁ…

入園式のときはあんなに行きたがらなかったのに、今となっては毎日楽しそうに通ってくれて…

なんて思い出にふけるのもいいですが、なにか大切なことを忘れていませんか!?

そう!卒園式の服装です!

卒園式の主役はもちろん子どもですが、ママだってしっかりと服装やマナーを知っておかないとせっかくの子どもの晴れ舞台で恥をかいてしまうことも。

そこで今回は、卒園式でママが着る服選びのポイントや一般的なマナーなどを紹介します。

卒園式の服装の選び方

卒園式に限らず、入園式、入学式、卒業式などこういった式典のときは、本当に服装選びに苦労しますよね。

まずは卒園式の服装選びの基本を覚えておきましょう。

ママが着る服のデザインは?

まずは服のデザインですが、これはパンツスーツ、ワンピーススーツ、スカートスーツ、ブラックフォーマルなど何を選んでも構いません。

ただし卒園式は式典だということだけは忘れないようにしてくださいね。

基本的にカジュアルな服装はNGだと考えましょう。

大切なのは服の色!

デザインは基本的になにを選んでも構わないといいましたが、服の色だけは注意したほうがいいです。

入園式は、これからお世話になる先生やママ達との出会いの場であるため、明るい色が一般的でしたよね。

しかし、卒園式はお祝いの意味もありますが、それと同時にお世話になった方々とのお別れの意味も含まれています。

そういった意味も考えると、卒園式では黒・紺・グレーといったダークカラーを選ぶのが常識となります。

周りのママが落ち着いた色の服を着ている中、一人だけ明るい色の服を着ているととても目立ってしまいます。

これだけは本当に注意しましょう。

卒園式の服装でママが恥をかかないために

ここまで紹介したのは、卒園式の服装選びのあくまで基本の部分です。

実は卒園式の服装でママが恥をかかないために、必ずしてほしいことがあります。それは、幼稚園やママ友との服装の確認です。

厄介なことに幼稚園などによっては、卒園式の服装などに関する独特のルールのようなものがあります。

園の方から卒園式の服装を指定されることもあれば、特に指定はないけど「この園の卒園式の服装は例年こういった感じ」という独特のルールがあったりするものです。

それを知らずに卒園式に望んでしまうと、いくら基本を抑えていても思わぬ恥をかいてしまう場合もあります。

そのため卒園式の前に、上の子がすでに卒園式を迎えている先輩ママなどに、以前の卒園式がどんな雰囲気だったか、周りの人はどんな服装をしていたか聞いてみるといいでしょう。

また、直接幼稚園に尋ねてみてもいいでしょう。

必ず例年の服装の雰囲気を確認してから、自分が卒園式で着る服装選びをしたほうがいいでしょう。



卒園式でママが知っておくべき最低限のマナー

卒園式でママが知っておくべきマナーは、服装だけではありません。

コサージュ

卒園式にコサージュをつけるママはとても多いです。

卒園式でコサージュをつけることは義務というわけではありませんが、基本的に卒園式の服装はダークカラーになるので、コサージュで胸元を少し華やかにする人が多いですね。

コサージュを卒園式でつけるなら、ホワイト・ピンク・ベージュなどの淡い色のものを選ぶといいでしょう。

黒やビビットな赤や青などはNGです。

カジュアルすぎるもの、派手すぎるものもNGですね。

小物・アクセサリー

コサージュと同じように暗くなりがちな卒園式の服装を上品にしてくれるのが小物やアクセサリーです。

しかし、「派手」と「上品」は別物です。

胸元や耳元を飾るアクセサリーなどは、大きな宝石やラインストーンがたくさんついたものは避けて、色もゴールドよりもシルバーといった控えめなものを選ぶようにしましょう。

シンプルでありながら上品な真珠のネックレスであれば間違いはないでしょう。

靴・ストッキング

靴の色は、当日の服装に合った色味のものでヒールが3~5センチ程度のパンプスを選びましょう。

卒園式はあくまで式典なので、オープントゥやラメ素材といったものは避けましょう。

卒園式はベージュのストッキングが基本となっており、靴下の着用はNGです。

化粧や髪型、ネイルなど

化粧や髪型、ネイルなども女性にとっては悩みのタネですよね。

卒園式は入学式と比べると落ち着いた雰囲気になります。

服装も大抵の場合が落ち着いているので、化粧も派手にならないように気をつけましょう。

あまりにも目を引くようにつけまつげ、濃い色のチークや口紅は控えたいですね。

髪型も同じように派手になりすぎないようにを意識しましょう。

普段は派手な髪色の方もいるかもしれませんが、この日に合わせて暗い色に染めなおした方が無難でしょう。

ネイルは控えめにする分には構わないでしょう。

ピンクやベージュ、ホワイトといった淡い色のシンプルなネイルで手元も落ち着きつつも上品な雰囲気にまとめたいですね。

卒園式の持ち物について

バック

卒園式にもっていくバックは当日着ていく服装と同系色のかっちり目のものを選ぶといいでしょう。

卒園式が終わった後に書類などを配られることもあるので、折りたたみができるサブバックも用意しておくといいでしょう。

携帯用スリッパ

スリッパは園で用意してくれている場合もありますが、当日になって数が足りなくなることもあります。

「きっと園にあるから大丈夫でしょ!」と安心していると、まさかの素足なんていう事態も…。

いざというときのためにも、服装にあったスリッパを用意するといいでしょう。

カメラ

お子さんの晴れの舞台を撮影するカメラは必須ですよね。

いざバックから取り出したら充電し忘れていた…なんてことになったら最悪です。

前の日に必ずバッテリーを充電しておきましょう。

ハンカチ

お子さんの成長に涙を流すママも多いはずです。

涙で化粧が崩れてしまうと悲惨なことにもなりかねないので、落ち着いたデザインのハンカチを持参しましょう。

ストッキング

卒園式ではストッキングが一般的ですが、移動の最中にストッキングが伝線してしまうことも…。

替えのストッキングをバックに入れておくといざというときも安心です。

筆記用具

場合によっては配布物に名前を書いたりしないといけないこともあります。

筆記用具は意外と忘れがちなので、気をつけましょう。

カイロやひざかけ

卒園式のシーズンはまだまだ冷えます。

冷えがくるとトイレも近くなってしまい、何度も人前を横切らないといけなくなるなんてことも…。

防寒対策用のアイテムも持っておくといいですね。

まとめ

卒園式に着ていく服装や持ち物などは、多くのママが頭を悩ませる部分だと思います。

まずは同じ園の先輩ママや先生などに例年の卒園式の雰囲気を確認してみましょう。

そのうえで、基本を押さえた服装選びをすれば自分一人だけ恥をかくといったこともないでしょう。

安心して卒園式に望んで子どもの成長した姿を見守れるように、服装や持ち物などの準備は事前に余裕をもって済ませるように心がけましょう。