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いざ引越しとなると新居探し、必要な電化製品や家具などの生活用品の購入、引越し業者への見積もりなど、やらなければいけないことが数多くあります。

また役所や学校、電気・ガス・水道などのライフラインの各種書類手続き契約書の変更なども忘れてはいけません。

これらを忘れると新生活で支障を来す場合があるので事前にチェックして、早めに必要な手続きは済ませておきましょう。

引越しまでの流れ

基本的な引越しまでの流れは、まず新居を決めます。

その後引越し予定日を決定。

次に見積りを依頼し、業者の選定。

当日までに、新居での家財道具のレイアウトを考え、新たに必要な家具の購入。日用品の荷造りや書類等の手続きの確認。

そして引越し当日の作業を終え、移転後の書類手続き。で終了といったところです。

他にも、引越し前後のご近所への挨拶、子供がいる場合は転園・転校の手続き。

作業時の粗大ゴミの処分の手配、業者に頼まない場合はレンタカーや手伝ってくれる方の手配など必要不可欠の事も多数あるので事前準備はしっかりしましょう。

事前に必要な事

事前準備というのはどの様な時も必要です。

特に生活環境が変わるとなると、しっかり準備をした場合としない場合では後々の状況が180度変わってしまう時もあります。

当然前以て準備をしていれば選択肢も広がり、その時の最良な選択をする事が出来る訳です。

引越しに置いても事前準備は必須条件であり、大まかに3つに分けられます。

まず1つは引越しそのものに対する準備です。

ここには金銭的な問題も絡んできますのでより慎重な取り決めが必要です。

単純に言えば業者の選択ということになるのですが、普通は見積りを数社に依頼してその中で1番条件にあったものを選びます。

その条件も金額であったりサービス内容であったりとまちまちですが、自分たちの条件に1番近い答えを出してくれた業者を選ぶ事が大切です。

次に書類などの届け出も重要なものになります。

思いのほか多いのが書類の届け出や契約書の手続きで、転出入届など役所に対するものや電気・水道・ガスのライフラインなど忘れてしまっては新生活に支障を来すものも多くあります。

最後に、前以て済ませる日用品の荷造りです。

最近では、業者のオプションの1つとしてポピュラーなサービスになった衣類や食器などの荷造りですが、それでもある程度まとめる事は必要ですので全くやら無いという訳にもいきません。最低限の整理は必要になります。

このように、簡単に上げただけでもやるべき事は多いものです。

他にも子供が居れば転園・転校の手続きも必要になります。出来る限り早めに作業する事をお勧めします。

では、ここからは引越しに必要な手続きについて説明していきます。

役所で必要となる手続き

市役所、区役所、町役場など地域によって呼び方は異なりますが、日本で暮らす限り住んでいる街の役所に特殊な場合を除き住民登録をします。

そうすることによって行政の各サービスを受ける事が出来ます。

したがって市外に引越しをする場合には在住の役所に必ず転出届を提出します。

逆に移転先の役所には転入届を提出します。この届出を済ます事によって新居での生活基盤が成り立つのです。

行政への各種変更手続きは人によってそれぞれ違ってきます。

国民健康保険の加入者は引越しに当たって届け出が必要です。役所に国民健康保険証と印鑑を持って行き転出証明書を提出しての手続きとなります。

国民年金については、住所変更の手続きが必要です。各種福祉手続きの児童手当や介護保険の場合は、印鑑を持参し転出証明書を提出の上それぞれの手続きをします。

印鑑登録についても登録印を持参し、印鑑登録廃止手続きをします。

転出前に行った手続きについては、当然移転先の役所でも新しい手続きが必要です。この手続きが済まなければ、新天地での生活は不自由なものになってしまいます。

人によってはかなりの量の手続きが必要になりますので、事前によく確認し早めに済ませることをお勧めします。

学校の転園・転校で必要となる手続き

引越しによる新生活で不安を感じるのは大人だけではありません。

子供にとっても生活環境の変化だけでなく、自身が一番長い時間を過ごす学校生活での変化があるのですから負担を減らしてあげる配慮も必要になります。

転園・転校での基本的な手続きは、公立の小中学校の場合、まずは学校へ転校の旨を連絡し、転学届の提出及び在学証明書、教科書給与証明書を受け取ります。

次に、在住の役所へ転出届の提出、その後転出先役所へ転入届を提出し新しい学校の入学通知書を受け取ります。

そして、新しい学校へ在学証明書、教科書給与証明書、入学通知書を提出した後、新しい学校へ初登校となります。

以上の様に自分たちで行う事がかなりあります。学校や役所との連絡は密に取り、確認はしっかりしましょう。

高校の場合は各都道府県によりかなり規定が違うので、転出先の教育委員会に連絡し確認をとる必要があります。

公立・私立に問わず、基本的には転校先の高校への問い合わせが必要であり欠員が無ければ受け入れてくれません。

また、その高校へのレベルに付いていけるかどうかという問題もあるので編入試験を受ける場合もあります。私立の場合は、他に面接を受けなければいけないケースもあります。

幼稚園の場合は、希望転園先で入園願書と誓約書を受け取り在園で発行してもらう在園証明書と住民票と一緒に提出するケースが多いようです。

保育園においては、公立の場合は待機児童問題もあるので転出先の役所での確認が必要です。

私立の場合は空きがあり、特に問題がなければ受け入れてもらえます。

思った以上に自分たちの負担がありますので、早めの行動が必要です。

電気・ガス・水道・ライフラインの手続き

通常引越しの時必要になるのが、先ほど説明した役所など行政に関する書類、子供が居れば学校関係に関する書類、この他にも電気、水道、ガスのライフラインや他の新生活に必要な環境を整えるための書類の変更です。

中でも生活に必要な書類の届け出は、ほとんどが自分でやらなくてはいけなく数もあり忘れがちになるので注意が必要です。

そのまま生活に直結するので手続きが滞れば暮らしもままならなくなります。

電気、水道、ガスについては、それぞれ電力会社、水道局、ガス会社に連絡し引越し前なら使用終了の確認を後なら開栓の手続きが必要です。

郵便物については、最寄りの郵便局で転居届の葉書をもらい必要事項を記入し投函すれば1年間は郵便物を転送してくれます。

意外と忘れてしまうのが運転免許証の変更。転出先の警察署か免許センターで更新手続きをします。

運転免許証は1番手軽な身分証明書になります、住所が違うと身分証明書として利用できない場合もあるので忘れないようにしましょう。

他にも固定電話契約や新聞の契約の清算と細々結構あるものです。

必要事項を事前にメモし一つ一つ確認をしながらこなす事をお勧めします。