結婚することになり、入籍日をいつにするかで困ってしまうカップルは少なくありません。
入籍前からこのようなことを言ってはいけませんが、離婚をしない限り入籍日が変わることは永遠にないため、こだわる気持ちは当然です。
今回は、入籍日を決めるにあたって役に立つ日柄、大安だけでなく一粒万倍日、天赦日、寅の日などについても情報を提供します。
どの日に入籍するか二人で相談する際の参考にしていただければ幸いです。
入籍日の決め方で迷っています
入籍日の決め方にルールはありません。
特定の日にしたことで、なにもしなくても幸せが約束されたり、絶対に不幸が起こったりするようなことはありません。
入籍日の決め方
- 交際をスタートした日
- 大安吉日
- 11月22日(いい夫婦の日)
- 8月8日(末広がりの意味)
といった具合に、二人の記念日、縁起の良い日柄、語呂合わせ、ゾロ目で決めている人が多いです。
また、複数の要素にこだわって入籍日を決めるのもよいでしょう。
たとえば11月22日はいい夫婦の日という意味があり、2016年の日柄は友引であり、正午以外は吉とされています。
このように二人で話し合ってなにを重視するかを相談し、入籍日を決めてください。
なお、入籍日を結婚記念日とする場合、記念日を忘れたことが原因になって夫婦喧嘩に発展することがあります。
そのため、忘れない日を入籍日にするということも大切といえるでしょう。
しかし結婚記念日を忘れちゃまずいですよね!
入籍日の日柄が仏滅では縁起が悪いですか?
たしかに仏滅は縁起のことを考えるとイメージがよくありません。
仏滅には「仏も滅するような大凶日」という意味があります。
ただし、仏滅を入籍日にすれば、必ず悪いことが起こるというわけではありません。
とくに六曜にこだわりがない、仏滅の意味を知ってもとくに気にならないということであれば問題ないでしょう。
また、仏滅には別の解釈のしかたもあります。
元々、仏滅は物滅と呼ばれていて、この言葉にはいったん物が滅び、新たに物事がはじまるという意味があり、仏も滅するような大凶日よりは不吉な印象がありません。
今年の縁起の良い日 大安と天赦日と一粒万倍日
六曜
- 大安の日は時間帯に関係なく吉
- 友引は正午以外吉
- 先勝は午前中が吉
- 先負は午後が吉
- 赤口は午前11時~午後13時が吉
- 仏滅は 何をするにも終日凶
こだわる人は、入籍日に婚姻届を提出する時間を調節しましょう。
2016年の大安
- 1月4・15・21・27日
- 2月2・12・18・24日
- 3月1・7・12・18・24・30日
- 4月5・9・15・21・27日
- 5月3・8・14・20・26日
- 6月1・5・11・17・23・29日
- 7月9・15・21・27日
- 8月7・13・19・25・31日
- 9月4・10・16・22・28日
- 10月3・9・15・21・27日
- 11月1・7・13・19・25・29日
- 12月5・11・17・23日
また、大安より縁起が良いとされている天赦日(てんしゃにち)と一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)があります。
天赦日は最上の大吉日といわれています。
2016年の天赦日
- 2月26日(寅の日・不成就日)
- 4月26日(寅の日)
- 5月12日
- 7月11日
- 9月23日
- 12月8日
一粒万倍日とは一粒の種から万倍にも増えること、収穫時期の稲穂をイメージしていただくとわかりやすいですね。
一粒万倍日には大安・天赦日と重なる日があります。
2016年の一粒万倍日と大安が重なる日
- 2月18日(不成就日)
- 3月1日
- 4月15日(不成就日)
- 4月27日
- 6月5日
- 6月17日(不成就日)
- 6月29日
- 10月15日
- 10月27日
- 12月5日
2016年の一粒万倍日と天赦日が重なる日
- 7月11日
- 9月23日
- 12月8日
寅の日について
寅の日が離婚につながるという説があるのですが「寅は一瞬で千里を駆け一瞬で千里を戻ってくる」このことから、嫁いだお嫁さんが出戻ってくると昔から言われているためです。
また寅の日は悪い日ではなく寧ろお財布の使い始めや宝くじの購入など金運アップには最良の日と言われ、金運に関係する事柄であれば金運招来日ともいわれる寅の日がおすすめです。
下記から大安・一粒万倍日・天赦日・寅の日など開運に関する日柄を確認できます。
なお、離婚につながるという説がある寅の日、新しく物事をはじめるのにふさわしくないとされている不成就日が、天赦日や一粒万倍日、大安と重なってしまう日があります。
2月26日は天赦日と寅の日・不成就日が重なり、4月26日は天赦日と寅の日が重なります。
このほか、2月18日、4月15日、6月17日は大安・一粒万倍日と不成就日が重なる日です。
おわりに
冒頭でも述べましたが、一度婚姻届を提出すると、入籍日の変更は行なえません。
あとになって別の日にしておけば良かったということにならないよう、二人で十分に話し合ったうえで入籍日を決めることをおすすめします。