●今日はなんだか冴えない
●作業がはかどらない
●うっかりミスをしてしまった
●忘れ物をしてしまった
●集中力が続かない
●何もする気力がない
ほとんどの方が、なぜか頭がぼーっとしてしまい
上記のような経験をされたことが少なからずあるのではないでしょうか。
ただ、大事な場面でこのような状態に陥っている場合ではなく、
どうにかしたいと感じている方も多いと思います。
ここではそのような方のため、頭がぼーっとする原因にどのようなものがあり、
原因別にどう対処するのがおすすめなのか解説します。
また、ぼーっとすることと病気に関する話にも触れていますので、
気になる方は内容をチェックしてみてください。
頭がぼーっとする主な原因は?
以下のことが原因となって頭がぼーっとする状態を招いている可能性があります。
●寝すぎてしまっている
●脳に栄養が十分に行き渡っていない
●脳に酸素が十分に行き渡っていない
●脳が疲れている
●甘いものを摂取しすぎている
●過度なストレスがかかっている
●自律神経失調症になっている
●うつ病などの病気にかかっている
頭がぼーっとすることがある人は、原因に合った対処法をとることにより、
状態が改善する可能性があります。
頭がぼーっとするときの効果的な対処法ってある?
前述したように、原因に合った対処法をとるのが有効です。
寝すぎに関してですが、過度に睡眠をとったり二度寝をしたりすると脳が覚醒しにくくなります。
起きたあとはシャワーを浴びる、体を動かす、食事を摂るなどすると、脳が覚醒しやすくなるためおすすめです。
脳の栄養不足に対しては、栄養源を補給するのがおすすめです。
糖分を摂ることによりぼーっとしなくなる可能性があります。
ただ、摂り過ぎには注意してください。
甘いものをたくさん摂るなどして糖分が過剰になると、血糖値の低下を招いてしまい、集中力や気力がなくなります。
また、脳の酸素不足は血流が悪くなっていることが原因で起こります。
同じ姿勢で長時間過ごさないようにしたり、猫背を直したり、1時間に1回程度を目安に首や肩のストレッチをしたりすると改善する可能性があります。
脳の疲れやストレスに関しては、十分に休息をとることが大切です。
また、脳の疲労やストレスの原因としてはアンモニアが挙げられますが、これを取り除いてくれるグルタミン酸を補給するのも良いでしょう。
自律神経失調症やうつ病をはじめとするいわゆる「心の病気」でぼーっとすることがあります。
上記の対策を試しても改善しない場合には、医療機関で受診してみることが大切です。
頭がぼーっとすることで考えられる病気にはなにがありますか?
既に述べたように自律神経失調症、うつ病をはじめとする心の病気(パニック障害、不安障害、統合失調症、離人症など)のほかにも、頭がぼーっとすると訴える人が多い病気はあります。
具体的な病気の名称としては、以下のものが挙げられます。
●脳梗塞
●脳出血
●副鼻腔炎(蓄膿症)
●滲出性中耳炎
●季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)
●過眠症
●睡眠時無呼吸症候群
眠りに問題を起こす病気もあれば、最悪の場合には命を落としかねないような深刻なものまでさまざまです。
なお、頭がぼーっとする以外にもさまざまな症状を病気の場合は引き起こしますので、不調を感じた場合には病院に相談に行くことが大切です。
また、病気を治すために使用する薬の副作用としても、頭がぼーっとすることがあります。
まとめ
頭がぼーっとする原因にはさまざまなものがあります。
また原因別に効果的な対処法が異なるということもご理解いただけたのではないでしょうか。
思い当たることがあれば上記の対処法で改善するかどうかを試し、
頭がぼーっとする状態が長く続くようであれば病気の可能性を疑い、医療機関で受診することが大切です。