ネモフィラは北アメリカ原産、ハゼリソウ科の一年草で、青い小さな花を咲かせます。
このネモフィラが丘一面に咲く、お出かけスポットが国営ひたち海浜公園(こくえいひたちかいひんこうえん)のネモフィラの丘(みはらしの丘)です。
植栽面積3.5ヘクタール、標高60メートルのみはらしの丘で、毎年4,500,000本のネモフィラを見ることができます。
例年ではゴールデンウィークのタイミングが見頃になっているということもあり、人気のスポットになっています。
2017年はネモフィラの見頃が4月中旬から下旬と例年より2週間ほど早く見頃を迎え、4月の入園者数が過去最高の約410,000人を記録しました。
ここでは、ひたち海浜公園への行き方など、今後行ってみたいと思っている人にとって有益な情報を提供します。
まだ行ったことがないという人は、ぜひ以下の内容をご覧になり、お出かけのためにお役立ていただければ幸いです。
目次
ひたち海浜公園ネモフィラの見頃と例年の開花状況
ネモフィラは毎年、4月下旬~5月中旬が開花時期です。
見頃なのは例年4月の下旬~ゴールデンウィークが終わる頃となります。
国営ひたち海浜公園ネモフィラの開花期間のことはネモフィラハーモニーといいますが、これを目当てに行く場合にはゴールデンウィークの休日にお出かけするのがよいでしょう。
ひたち海浜公園のアクセスと駐車場情報
国営ひたち海浜公園でネモフィラを見ることが可能なみはらしの丘は、茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4内にあります。
車を利用する場合
東京方面からは北関東自動車道経由で常陸那珂有料道路のひたち海浜公園ICで降り、ひたち海浜公園までは約1kmです。
ひたち海浜公園ICが渋滞している場合は、一つ先の常陸那珂港ICで降り迂回ルートを利用して、西駐車場に向かうことをおすすめします。
東北方面から常磐自動車道を利用する場合は日立南太田ICで降り国道6号線から県道31号線を経由してひたち海浜公園まで約15kmです。
ETCをご利用の場合
ETCを搭載した二輪車・軽自動車・普通車であれば、自動車専用のインターチェンジ・東海スマートICで降り県道62号線から国道6号線へ県道31号線を経由してひたち海浜公園まで約13kmです。
東海スマートICを利用したほうが距離が少し近いです。
注意中型車・大型車・特大車は利用できないので注意してください。電車とバスを利用する場合
JR勝田駅からバスを利用
常磐線のJR勝田駅東口の2番乗り場から茨城交通バス海浜公園行きで約20分、バス停は海浜公園西口で下車、徒歩すぐとなっています。
ひたちなか海浜鉄道を利用する場合
JR勝田駅からひたちなか海浜鉄道に乗り継ぎ、阿字ヶ浦駅で下車そこからスマイルあおぞらバスを利用して那珂湊コース経由で海浜公園西口に行くことができます。
阿字ヶ浦駅→前浜→阿字ヶ浦海岸→海浜公園西口の順で停車します。
スマイルあおぞらバスの運行本数に注意!
ひたちなか海浜鉄道は運行本数が1時間に1~2本なので、勝田駅からの乗り継ぎのタイミングが合えば問題はありません。
しかし、スマイルあおぞらバスの阿字ヶ浦駅から海浜公園西口へ行く那珂湊コース経由の運行本数は9時19分・12時34分・15時50分の3本のみです。
最新の情報についてはスマイルあおぞらバス『那珂湊コース』の時刻表PDFをご確認ください。
乗り継ぎのタイミングが合わない場合は、JR勝田駅から路線バスを利用することをおすすめします。
ネモフィラハーモニー開催期間中は無料シャトルバスを利用!
ネモフィラハーモニーの開催にあわせて、無料のネモフィラシャトルバスが運行されますので、開催期間中はこちらを利用されたほうがいいですね。
シャトルバスの運行時刻については、ひたちなか海浜鉄道の阿字ケ浦駅発着にあわせて運行されているので、シャトルバスの運行本数も1時間に1~2本になります。
2018年『ネモフィラシャトルバス』の運行日は4月21日(土)~5月13日(日)までとなっています。
詳細については、ひたちなか海浜鉄道ホームページで確認してください。
駐車場情報
次に駐車場ですが、西駐車場、南駐車場、海浜口駐車場、第1~第4臨時駐車場が用意されています。
なお、西駐車場と南駐車場は2000台、海浜口駐車場は350台の車を停めることが可能となっています。
ひたち海浜公園の混雑や渋滞を避けるには?
ゴールデンウィーク期間中にひたち海浜公園に行く場合、通常の開園時間より早く入園することが可能となっています。
具体的に何時に入れるのかといいますと、通常は9時30分に開園するのですが、ゴールデンウィーク期間中は7時30分に入園可能となります。
混雑や渋滞を避けるためには、7時半前に到着すれば、混雑や渋滞を回避できる可能性が高まります。
ただ、これは絶対に回避可能な方法ではなく、当日に同じことをする人が多い場合には、混雑や渋滞に巻き込まれることがあります。
また、ひたち海浜公園は複数の駐車場が存在しているのは前述したとおりです。
もっとも混み合うのは西駐車場であるため、この駐車場以外の臨時駐車場を選択することで、スムーズに車を停められる可能性が高くなるでしょう。
先ほどアクセス方法のところで説明しましたが、常陸那珂有料道路のひたち海浜公園ICが渋滞してる場合の迂回ルートについては下記から詳細を確認してください。
なお、臨時駐車場というのはゴールデンウィーク期間中に特設されるものであり、第1~第4があります。
みはらしの丘には西駐車場より臨時駐車場のほうが近く、ネモフィラが目当ての場合にはおすすめです。
臨時駐車場がない場合、みはらしの丘に行きやすいのが西駐車場です。
おわりに
いかがでしたか?
国営ひたち海浜公園のネモフィラは、開花時期や見頃がゴールデンウィークにぶつかるため、お休みの人が多く、混雑することはまず間違いありません。
とくに5月5日のこどもの日は多くの家族連れで混み合いますので、この日を避けて行ったり、開園前に余裕を持って到着するようにしたりすることが大切です。
なお、ゴールデンウィーク以外にお休みがあるという人は、ゴールデンウィークに突入する前か、終わったあとにネモフィラを見に行くのもおすすめです。
ネモフィラハーモニーは4月下旬~5月中旬が開催期間となっているため、混雑を避けたい人はゴールデンウィーク前後に国営ひたち海浜公園に行くのも良いでしょう。