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日常生活のなかで突然まぶたがピクピクと痙攣したことないですか?

多くの方がおそらく一度ぐらいは経験があるのではないでしょうか。

症状としてはすぐに痙攣が治まる場合や数日間続く場合など、症状が現れる場所も様々です。

今回はまぶたがピクピクする原因や考えられる病気などについて以下にまとめてみました。

まぶたが痙攣する原因は疲れやストレス?

まぶたがピクピク痙攣する原因は、疲れやストレスにも関わります。

大脳の一部分が機能障害を起こしているとも言われますし、眼瞼炎だとか結膜炎によって角膜などの病で刺激を与えて発症したというケースもあります。

完全には解明されていない部分があり、治療方法は症状をできるだけ抑える、対症療法がメインの方法です。

ですが日常的なことからすると、目の酷使しすぎでの疲れや、肉体的な疲労感などに持って、そういった症状を感じやすくなります。仕事がデスクワークで普段から目を酷使していたり、寝不足も疲れやすくさせます。

現代の時代の流れではある意味仕方がないかもしれませんが、パソコン画面の見過ぎもありますし、スマートフォンやテレビの見過ぎも考えられます。

目の酷使ばかりが原因とは限らずに、日常的な大きなストレスも原因となります。

目の疲れはもちろんのこと、肉体的な疲労感や、精神的なストレスを抱えることで、体が休息を必要とするサインを発信していることがあります。

無理に働きすぎれば、余計に症状は悪化していくため、体からのサインを受け取って、目も体にも休息を与える必要があります。

一時的なものであれば、しばらく休ませることで、いつの間にか症状は治まります。

会社での事務仕事であれば、一旦デスクワークを中断して、少し目を休ませることです。

mabuta03清潔なタオルを用意して、ホットタオルにして目の上にのせると温かさで目元の緊張もほぐれますし、良いプチストレス発散にもなります。

一息ついて、あたたかいお茶やコーヒーを飲むのも良いでしょう。目元を軽いタッチで、ソフトマッサージをしてみるのも、意外といいものです。

目の疲れに良いとされる、ブルーベリーなどの食材も食べてみるのもよいでしょう。サプリメントでも、目にはブルーベリーが人気です。それとともに栄養面で言えば、意識的に日頃から、ビタミンを摂取することです。

毎日のことではありますが、夜の睡眠は大事にするべきでしょう。人間の体は、夜の眠っている時間帯に、さまざまな機能が修復をされていきます。

疲れを癒してスッキリさせるためにも、質の高い十分な睡眠はとても大切になります。ストレスは溜め込まないようにして、こまめに発散をさせることが大切です。

まぶたの痙攣は病気の可能性があるの?

もしも症状が重い時には、病気を疑う必要も出てきます。

眼瞼痙攣

眼輪筋に、意思とは関係なく力が入る病気として眼瞼痙攣(がんけんけいれん)があります。

眼瞼痙攣を発症した患者の多くは40歳以上の女性で、現在日本では数十万人の患者がいるといわれています。

最初は眩しさを感じたり目の乾きなどドライアイに似た症状が現れます。

症状が進むと、まばたきの回数がとても多くなって、そのうちに日常的な生活にも、会社での仕事にまで支障をきたすようになり、最悪の場合は失明の可能性があるので、このような症状がある方は医師の診断を受けることをおすすめします。



瞬目テスト

眼瞼痙攣を判断する瞬目(まばたき)テスト

軽瞬テスト

まゆげを動かさないように、ゆっくりと同じテンポで10秒間軽く瞬きをする

軽く瞬きしているつもりでも、強く瞬きをしてしまう。

速瞬テスト

できる限り速く軽い瞬きを連続で10秒間行う。

速く瞬きをしようとしても瞬きのスピードが遅くなってしまったり、できなくなる。

強瞬テスト

強く目を閉じ、すばやく目を開ける動作を10回繰り返す。

途中で目を開けるときに、まぶたの痙攣やスピードが遅くなってしまう。

上記テストでひとつでも上手く出来なかった場合は眼瞼痙攣の疑いがあるので、早めに医師の診察を受けるようにしてください。

注意また、上記テストをクリアできても日常的に目に違和感やまぶたの痙攣が治まらない方は病院を受診することをおすすめします。

片側顔面痙攣

片側顔面痙攣の病気になった場合は、目の周囲のみではなく、悪化したら片方の顔にまで症状は広がり、顔の状態が歪み始めます。

悪化した状態は自由な目の動きにも制限がかかりますので、目が思うようには開けられなくなります。この症状は高脂血症や、高血圧の方によく見られるのも特徴です。

こうなる要因というのは、顔面の神経を血管が圧迫してしまうためで、目だけの問題ではなく、大事な脳における病気に起因していることも考えられます。

こうした症状に気がついたときには、できる限り早急に検査を受けるよう心がける必要があります。

まぶたの痙攣に効くツボってある?

軽度のレベルであれば、効果的なツボをプッシュしたりして、目元の疲れも早めに手放しましょう。

パソコン作業など目を酷使することで、自然に目は乾きやすくなり、自分では意識しないのに、勝手に目元がピクピクと動いたりしてびっくりすることもあるでしょう。

涙の分泌も悪くなっていて、目の血流もよくはない状態です。電解質によるアンバランスが起こっていますので、それが刺激や炎症になり、目元の乾燥にもなります。

ドライアイや眼精疲労によって引き起こっていることも考えられますので、ソフトタッチでツボを押してみましょう。

眉毛の端と、目の上のおでこ、それからこめかみがポイントで目の周辺を軽く押さえてみましょう。プッシュして気持ちがいいと思うところを、適度な力で押すだけでも、筋肉は柔軟になって血行も良くなります。

鼻のつけ根のツボの、睛明も日頃から軽くプッシュするようにするといいです。目の周辺に感じやすい緊張を解く効果があります。

睛明のツボはほかにも、白内障や近眼、緑内障にも良いとされています。

プッシュするときには鼻の奥を軽く押すようにして、圧を少しずつかけながら指圧するといいです。

デスクの上に肘をついて、それから親指を立てましょう。眉をそっとのせてプッシュします。眉の中くらいにあるのが、眉毛のツボ・魚腰(ぎょよう)のツボです。

目の周りの筋肉に、適度な刺激を伝えやすいツボです。力を思い切り入れすぎないようにしましょう。眉の終点にあるのが、絲竹空のツボです。ここもやさしくプッシュをしましょう。

まとめ

現代ではデスクワークや日常生活でもパソコンやスマホ、液晶テレビなど、知らないうちに目を酷使しているのが現状です。

現在スマートフォンの普及率は国内で50%近くになっていますが、このスマホも液晶モニターからブルーライトを発しています。

このように近年では目に悪影響を及ぼす環境での生活が当たり前になってきています。ですので普段から目を休める習慣をつけていくように心がけることが大切です。