冬を超えれば春が来て、暖かくなれば外でワイワイしたくなりますよね。
そんなときにもってこいなのがバーベキュー!
ですが、いざバーベキューをするとなると場所選びから食材や道具類の準備などやらなければいけないことは意外とあります。
今回はバーベキューの場所選び、食材量、道具や持ち物についてまとめました。
バーベキュー場所選びのポイント
まずは場所をしっかりと選ばないと当日に参加者からあーだこーだと文句を言われかねません。
- 1.施設の営業時間、定休日
- 2.アクセス方法や駐車場の有無
- 3.トイレの有無
- 4.施設利用の際の金額
- 5.調理、炊事可能な水場の有無
- 6.用具の持ち込みが必要かどうか
- 7.河原などの場合は、急な天候変化による増水等の心配はないか
- 8.子供連れの場合は、近くに遊具や遊べる場所があるか
特に確認したいのは、3番、6番、7番です。
男性だけならまだ百歩譲って目を瞑ることもできますが、女性や子供がメンバーに含まれている場合はトイレ有無の確認は確実にしたほうがいいでしょう。
今では利用する場所によってはバーベキューに使う用具を貸し出してくれるところもあります。
なるべくバーベキューに行く際の荷物を減らしたいなどという場合には、用具の貸し出しの確認も必須です。
バーベキューを山の中の川の側などで行うこともあるかもしれません。
そういった場合は、急な天候の変化による増水の危険性がないかなども確認した方がいいでしょう。
これは命の危険にも繋がりかねませんから、当日の天気なども含めて考えた方がいいですね。
バーベキューに必要な食材量の目安は?
バーベキューとなると参加する人数によって、必要になる食材の量も変わってきます。
数人程度であれば、「だいたいこのくらいかな?」という目分量でも意外とピッタリの量で抑えられることもありますが、人数が増えれば増えるほど目分量も難しくなってしまいます。
量を間違ってしまうと
全然足りなくて腹ペコー…
余り過ぎて持ち帰るの面倒…
なんてことにもなりかねません。
それぞれの食材ごとのおおよその目安の量を書いておくので参考にしてください。
お肉
バーベキューと言ったら真っ先にお肉を思い浮かべる人も多いでしょう。
バーベキューのメインですからね。
お肉は男性か女性か、大人か子どもかによっても1人分の量が変わってきます。
- 中学生以上の男性…300g
- 中学生以上の女性…200g
- 小学生の男女…200g
この量を目安にするといいでしょう。
肉大好き!若いからたくさん食べれるよ!という人がいる場合は、その人たちだけ400~500g程度で計算すると必要になるおよその肉の量が分かります。
野菜類
バーベキューに行くと肉をモリモリ食べているうちに野菜が隅で焦げてしまうことがよくあります。
そのため、野菜類はお肉と比べると少し少なめで良いでしょう。
バーベキューの定番ともいえる野菜の10人分の量のおよその目安は次のとおりです。
- ピーマン…5個
- 玉ねぎ…3個
- じゃがいも…5個
- キャベツ…1/2個
- ナス…3個
- しいたけ…3個
もちろん人それぞれ野菜の好みもあると思うので、あくまでこれはベースということで
〆の一品
バーベキューを最後に締めくくるのが〆の一品ですよね。
焼きそばやうどんなどがありますが、〆の一品として食べるものは、通常の1人前を3人で食べるようにカウントするといいでしょう。
例えば1パック1人前の焼きそばを〆にするなら、10人だと4パックで少し余るかな?というくらいです。
おにぎりなどの場合も同じように考えるといいでしょう。
ここまで紹介したのはバーベキューの定番ともいえる食材ですが、他にも色んな食材をバーベキューで楽しむことができます。
- お肉類…牛肉、豚肉、鶏肉、ウインナー、フランクフルト
- 魚介類…イカ、ホタテ、エビ
- 野菜類…とうもろこし、アスパラ、トマト、ニンジン
- その他…おにぎり、マシュマロ、バナナなどのフルーツ
バーベキューに慣れているという人は、いつもと少し違った食材を試してみるのもありですね。
飲み物
大人の場合は、特にお酒などの飲み物もバーベキューなら欲しくなりますよね。
むしろ「お酒ががメインだ!」なんていう人も…。
子どもがいる場合でも、やっぱりジュースなどのソフトドリンクが欲しいですからね。
缶ビールや缶チューハイは、人数×4本をベースに考えるといいでしょう。
もしお酒をたくさん飲むという人がいる場合はその分増量。
また車で移動する場合は運転手用のノンアルコールビールなどをしっかりと用意しておきましょう。
ソフトドリンクは、2L入りのペットボトルで5人分と考えるといいです。
ただし、真夏などのあまりにも熱い時期はその分のども乾くので、多めに用意するようにしましょう。
必要な持ち物や道具類!
場所も決まって食材も準備万端!
あとは必要な持ち物や道具を準備するだけです。
持ち物や道具類が準備不足になってしまうと、せっかくのバーベキューもスムーズに進まないので気をつけましょう。
以下に必要な持ち物や道具類をまとめておくので、施設の用具の貸し出し状況なども踏まえて当日の持ち物を準備してみてください。
- バーベキューコンロ…これを忘れてはどうしようもありませんね。
- 鉄板、焼き網…購入したコンロについてくることもありますが、もしないならどちらも用意しておきましょう。
- 炭…1キロあれば1家族分のバーベキューには十分でしょう。
- ライター…火がなければバーベキューは始まりません…。
- 着火剤…炭に火をつけるのはなかなか難しいものです。手早く火をつけるためにも着火剤を使った方がいいでしょう。
- うちわ…火おこしの際に活躍します。
- バーナー…バーナーがあると面倒な火おこしもあっという間です。
- 食用油…ゴマ油やオリーブオイルなどを持っていくと味にも変化がついていいです。
- 油用のハケ…鉄板に油を塗るハケがあると便利ですが、キッチンペーバーでも代用できます。
- トング…炭の取り扱い用に50センチ以上の長さのも1本。食材用に3本程準備すると安心です。
- ゴミ袋…ゴミをしっかり持ち帰るのはバーベキューをする上での最低限のマナー。
- 軍手…火を取り扱うので軍手は必須です。
- テーブル…テーブルがないと物が気軽におけなくて大変です。
- イス…折りたたみの持ち運びに便利なイスがあると、少し休憩したいときにも便利です。
- レジャーシート…シートがあると気軽に地べたにも座れるし、荷物もおけます。
- 日傘…日光や雨をしのぐためにも便利です。
- お皿、コップ、箸…紙皿や紙コップ、割り箸もしっかりと用意しましょう。
- 水タンク…近くに炊事場などがない場合は、自分で水をもっていかないとなにかと苦労します。
- クーラーBOXと保冷材…真夏だとせっかくの冷えた飲み物もすぐにぬるくなってしまいます。
- フキン、ティッシュ…後片付けなどに重宝します。特にウエットティッシュはおすすめです。
- スポンジ、たわし、洗剤…最後の後片付けに必要です。
- 救急道具…やけどをする危険性、子供などは走って転んでケガをする可能性もあるのでしっかりと用意していきましょう。
ゴミの分類ごとに袋をもっていけば、バーベキューをしながらゴミの分別もできて終わった後の片づけが楽になります。
複数人で炭や鉄板の後始末をしたり、ゴミ拾いなどでも使えるので複数人分用意しておくといいでしょう。
このようにバーベキューにはたくさんの道具が必要になります。
しかし、中には利用する施設によっては必要ないものもありますよね。
まずは、利用する場所を決めてその施設の器具の貸し出し状況や、実際にバーベキューをする場所のテーブルやイスなどの有無を確認する。
それから自分たちのバーベキューには必要ないものを除外して、自分なりの持ち物チェックリストを作るようにしましょう。
まとめ
みんなで楽しい思い出が作れるバーベキュー。
お肉を食べて、お酒を飲んで、遊んで…。
楽しい思い出が作れたら、最後はしっかりとみんなで後片付け、ゴミ拾いをして気持ちよく終わるようにしましょう。