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日本の春の象徴といったら桜が欠かせませんよね。

今回は奈良県にある吉野山の桜情報をご紹介していきます。

吉野山は大峰連山の北の端から、南におよそ8キロも続いており、山そのものが世界遺産としても認定されています。

古来から日本一の桜の名所として知られているため、一度は訪れてほしい場所でもあります。

吉野山の桜の駐車場とアクセス情報

世界遺産にもなっている吉野山。

観光をするなら、事前に駐車場やアクセス情報などをおさえておきましょう。

吉野山住所 : 奈良県吉野郡吉野町吉野山

アクセス方法

車の場合は、南阪奈良道路「葛城IC」を下車した後、大和高田バイパスにて小房で下車。その後国道168号線を経由。

もしくは、西名阪道「村山IC」を下車した後、国道24号線、169号線を経由。
          
電車の場合は、近鉄吉野線「近鉄吉野駅」を下車した後、ロープウェイに乗り吉野山駅で下車。

駐車場情報

吉野山では桜が見頃となる観桜期間中は郊外駐車場を有料で利用できるようになります。

郊外駐車場以外にも「如意輪寺駐車場」「吉野山観光駐車場」などが利用できますが、それぞれ利用できる日程や料金などが異なってきますので、実際に車で向かう際には一度こちらをご覧になっておいたほうがいいでしょう。

吉野山の駐車場案内マップ

吉野山は世界遺産に認定されていることもあり、毎年かなりの渋滞が発生しています。

桜が見頃となる期間には、午前10時頃には駐車場が満車になることもしばしば…。

可能であれば電車を利用した方がいいかもしれませんね。

吉野山の桜の見頃と開花時期は?

吉野山は南北に8キロも連なる山です。

そして、一面に30,000本もの桜が植えられています。

それだけ桜が植えられているエリアも広範囲になっているので、吉野山は大きく4つのエリアに分けられています。

標高の低い「下千本」エリアから始まり、「中千本エリア」「上千本エリア」「奥千本エリア」となっています。

このように標高差によってエリアが分けられているため、吉野山では開花から長い間桜を楽しむことができます。

そえぞれのエリアの桜の例年の開花と見頃時期の情報はおよそ次のようになっています。

  • 下千本…開花:4月1日 見頃:4月6日~11日
  • 中千本…開花:4月2日 見頃:4月8日~12日
  • 上千本…開花:4月5日 見頃:4月10日~15日
  • 奥千本…開花:4月10日 見頃:4月15日~20日

これらの情報はあくまで目安となっています。

その年の開花情報などは、ホームページなどから確認することができるので実際に足を運ぶ際はこちらを参考にしてみてください。

吉野山の桜開花情報



どの時期の桜も綺麗なのですが、おすすめしたいのは上千本エリアにある花矢倉展望台から下千本、中千本を眼下に眺めるスタイルです。

ただし、吉野山は標高によって桜が満開の時期が変わってくるので、上のほうにある上千本、奥千本エリアが満開になっている時期は下千本のエリアは葉桜となってしまっている場合があります。

もし上のエリアから中千本、下千本の桜を眺めるのであれば、下千本が散り始める時期を狙うといいでしょう。

その時期だとちょうど中千本のエリアが見頃になっているので、上から眼下に広がる桜を楽しむことができます。

また吉野山周辺には世界遺産、重要文化財に認定されている金鋒山寺・大和3庭園のひとつ竹林院群芳園・子授けの神として信仰がある吉野水分神社など桜とは違った見どころもたくさんあります。

吉野山の桜のお花見で混雑しない時間帯はある?

こうした大きな観光スポットに行く際にどうしても気になるのが混雑具合ですよね。

みなさんのご想像のとおり世界遺産にも認定されている吉野山は、桜が見頃の時期になると大混雑します。

だからといって混雑しない時期に足を運ぼうとしたら、桜の見頃を逃してしまいます。

そんなときは、混雑期の中でもなるべく混雑しない「時間帯」を狙って行くのがおすすめです。

混雑期で最も混雑しない時間帯は次のふたつです。

5時~6時あたりの早朝の時間帯

早朝の時間帯であれば、さすがに混雑具合も落ち着いています。

昼間とは違って朝の太陽に照らされる桜もなかなかいいものですよ。

なにより混雑にうんざりせずに、落ち着いて桜を楽しめるので時間の都合さえあえばおすすめです。

平日の16時頃

平日の16時以降の時間帯だと、比較的混雑が少なくなります。

ただし、吉野山の桜は夜になるとライトアップされるため18時頃からは再び混在が始まったり、帰り道が渋滞となってしまうので注意が必要です。

やはり混雑を避けたいのであれば、平日の朝や夕方を狙った方がよさそうですね。

まとめ

世界遺産にも認定されている吉野山。

その桜の木の数の多さから「一目で千本の桜を見ることができる=千本桜、一目千本」とも呼ばれるほどの絶景です。

その分どうしても混雑に巻き込まれてしまう可能性も高くなりますが、上手に時間帯などを調整してゆっくりと桜を堪能したいものですね