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突然ですが、アナタは母の日がいつなのかご存知ですか?

また、どのようにして母の日がはじまり日本に定着したのか、なぜカーネーションを贈るのかご存知でしょうか。

ここではご存知ないという方のため、母の日が何月何日なのか、カーネーションを贈る意味はなんなのか、母の日やカーネーションの由来はなんなのかを以下にまとめています。

母に関する知識を深めたいという方は、ぜひご一読ください。

今年の母の日はいつ?

母の日は毎年5月の第2日曜日と決まっています。

2016年の母の日は5月8日が第2日曜日にあたります。

母の日が迫ってくるとリアルのお店やネット上のストアがギフトを売り出しますし、テレビなど各媒体での宣伝広告も盛んになります。

なお、母の日の贈り物の定番といえばカーネーションですが、毎年とくにどういう意味があるのかなど意識せず贈っているという人もいることでしょう。

カーネーションを贈る意味はしっかりとありますので、これを知るとまた違って気持ちで贈ることができるのではないでしょうか。

母の日にカーネーションを贈る意味は?

hahanohi03なぜ母の日ギフトの定番がカーネーションなのか、いわれてみれば意味が気になるという人もいるのではないでしょうか。

ご存知の方がほとんどでしょうが、花には花言葉や意味があります。

カーネーションにももちろんあり、母と子・母性愛のシンボルとなっている花なのです。

これだけでもカーネーションを贈る意味として納得がいくかもしれませんが、このほかにもなぜ赤色のカーネーションを贈るのか、疑問に感じないでしょうか。

なかにはカーネーションは赤一色しかないと思っている方もいるかもしれませんが、実は複数の色があります。

カーネーションは花言葉・意味が色別に違います。

赤、濃い赤、ピンク、紫、青、黄色、オレンジ、白といったものがあり、花言葉・意味が色別に違います。

  • 赤は母に対する愛・愛を信じる・熱烈な愛
  • 濃い赤は欲望・私の心に哀しみを
  • ピンクは感謝・あたたかい心・上品・美しい仕草
  • 紫は気品・誇り
  • 青は永遠の幸福
  • 黄色は愛の揺らぎ・美しさ・友情・嫉妬・軽蔑
  • オレンジは純粋な愛・あなたを熱愛します・清らかな慕情
  • 白は尊敬・純潔・愛の拒絶・私の愛は生きている

花言葉・意味で母の日にぴったりなのが赤色のカーネーションということで、多くの人たちに選ばれているというわけです。

ネガティブな意味合いがある色はさすがに避けたほうがいいですが、ピンク、紫、青のようにポジティブな意味合いのある色のカーネーションを贈るのもよいのではないでしょうか。

贈る際にはカーネーションの花言葉を母親に教えると、より自分の思いが伝わることでしょう。

また、ほかの花にも母の日に贈るのにふさわしい花言葉・意味があるものがあります。

たとえば胡蝶蘭(こちょうらん)には幸福の訪れという花言葉・意味があり、母の日の贈り物として選んでいる人も多数います。



いまはカーネーションにこだわることなく別の花を贈っている人も多いため、花言葉・意味を調べてカーネーション以外の花を贈るのもよいのではないでしょうか。

また、お母さんへ贈られるお花に日頃言葉では伝えられない感謝の気持ちを手紙に書いて添えてみてはいかがですか?

参考記事:母の日に感謝の言葉を手紙で伝える

母の日の由来は?

日本はクリスマスやハロウィン、バレンタインなど、海外が発祥のイベントを数多く取り入れ、それが習慣になっている国です。

母の日も海外から入ってきたものであり、起源はアメリカです。

話は南北戦争までさかのぼりますが、この時代に存在したアンナ・ジャービスというアメリカ人女性が母の日の由来となっています。

彼女の母親は社会運動家で、南北戦争中には母の仕事の日ということで、敵味方関係なく負傷兵の衛生状態をよくするための運動を行なっていました。

また、アンナ・ジャービスの母親は、母の日成立のための活動を行なっていた人物でもあります。

そしてアンナ・ジャービスの母が亡くなったあと、すべての母親の社会貢献を讃える日として、アンナ・ジャービスの母親が存命中に日曜学校の教師をしていた教会で1905年に追悼式を行ない、参列者に亡き母親が愛していた白色のカーネーションを配りました。

これが母の日にカーネーションが贈られる由来とされています。

その後アンナ・ジャービスは母の日を成立させるための活動を展開し、これが反響を呼んで徐々に全米へと広がっていき、1914年には5月の第2日曜日を母の日とする法律が制定され、さらには1915年に母の日が祝日として認められることとなったのです。

なお、日本に伝わったのは1913年ごろとされており、母の日が決まったのは1931年のことです。

日にちは香淳皇后の誕生日である3月6日でしたが、1947年にアメリカと同じ5月の第2日曜日に変わりました。

まとめ

いかがでしたか?

母の日やカーネーションに関し、ご存知なかったことがあったという方もいるのではないでしょうか。

今回ご紹介した内容がきっかけで、今年はカーネーションを贈ってみようと思う人が1人でも多くなれば、これほど喜ばしいことはありません。