妊娠中にりんご病に感染!胎児への影響は?主な症状と治療法

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ヒト・バルボウイルスB19と呼ばれるウイルスが原因で発症する感染症

伝染性紅斑

別名:りんご病

りんご病のほうが聞きなれているという方も多いかもしれませんね。

このりんご病はおよそ5年の周期で流行するといわれています。

前回流行したのが2011年。

すでに2015年の春から患者数が増えており、2016年には流行のピークを迎える危険も。

このりんご病は特に妊婦さんは注意が必要な感染症です。

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妊娠中にりんご病に感染!

頬がりんごのように赤くなってしまうことからりんご病という別名で呼ばれるようになった伝染性紅斑。

基本的にりんご病は5~9歳あたりの子どもが特にかかりやすい病気なのですが、最近ではとくに大人がかかってしまうケースが増えているんです。

子どもも大人ももちろんりんご病にかからないに越したことはないのですが、特に注意が必要なのは妊婦さんです。

りんご病は感染しても本人が死に至るような最悪のケースはほとんどありません。

しかし、妊婦さんがりんご病にかかってしまうとお母さんではなく、胎児が危険な状態になってしまう可能性が高いのです。

りんご病の胎児への影響が心配?

妊婦さんがりんご病にかかることで胎児にどんな影響が出る危険があるかというと最悪の場合、流産か死産になってしまいます。

辛い話にはなりますが、厚生労働省の調査では妊婦さんがりんご病にかかり、胎盤を通して胎児もりんご病に感染してしまった場合胎児の7割が流産か死産になってしまうそうです。

りんご病のウイルスは赤血球のもととなる細胞を壊す働きがあります。

ある程度体に抵抗力や免疫力がそなわっていればそこまで重症になることも少ないのですが、胎児の場合はまだ十分な免疫力や抵抗力が備わっていません。

そのため、ウイルスの影響をもろに受けてしまい、胎児貧血を起こし、胎児水腫、そして最悪の結果である流産や死産になってしまい場合があるのです。

りんご病の症状と治療法は大人と子供で違うの?

妊婦さんがりんご病にかかることの危険性は分かっていただけたと思います。

それでは胎児ではなく、子どもや大人がりんご病に感染したときはどのような症状が出るのでしょうか。

りんご病は子どもと大人で症状が変わってきます。

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子どもがりんご病に感染すると?

子どもがりんご病にかかると両方の頬が赤く染まります。

そしてそれと同時、もしくは1~2日後に体の四肢や背中などに発疹があらわれます。

最初はまばらにあらわれますが、そのうちまばらだった発疹が合わさり、網目状などの紅斑になります。

発疹に痒みを伴ったり、まれに頭痛や咳、咽喉の痛み、微熱などの症状が出る場合もあります。

しかし、子どもの場合は症状が比較的軽いため、りんご病にかかったことに気付かなかったりする場合が多いです。

大人がりんご病に感染すると?

りんご病に感染して大変なのは、子どもよりも大人です。

大人がりんご病に感染すると38℃を超える高熱、頬の赤みや四肢の湿疹、強烈な関節の痛みやむくみなどがあらわれます。

どんな病気にしても早く治すにこしたことはありませんよね。

りんご病の治療法は?

残念ながらりんご病に有効な治療法(ワクチン)は現在のところ存在しません。

そのためりんご病にかかってしまったら、基本的に自宅で安静にして自然に回復するのを待つしかありません。

とはいっても、今出ている症状がりんご病によるものなのかどうか気になりますよね。

そんなときは、体の中に存在するIgM抗体とIgG抗体を調べることで、

自分が今りんご病に感染しているのか

昔りんご病に感染したことがあるのか

などを検査することができます。

子どもの頃にりんご病に感染した場合は、免疫力もつき大人になってからりんご病にかかりづらくなります。

妊娠中の場合は20週以内の胎児に母子感染した場合は流産や死産になってしまう可能性が高くなりますが、20週目以降からだんだんと確率は低くなっていきます。

こうした安心を得るためにも、一度りんご病に感染したことがあるか検査してみてもいいかもしれませんね。

まとめ

子どもだけがかかると思われがちなりんご病は、大人も感染する可能性があり、妊婦さんの場合は胎児に悪影響が出ることも。

りんご病に有効なワクチンが存在しない以上、手洗いうがいによる予防や体の免疫力の向上を意識した生活を送ることが大切なんですね。

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