酸蝕歯の治し方!レモンで歯が溶けるってホント?

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歯を溶かす口腔疾患の酸蝕歯(さんしょくし )

これはむし歯のように菌とは関係なく起こるものであり、
毎日しっかりと歯みがきをしている人にも起こるものです。

鏡で歯をチェックしてみて歯にツヤがない、黄ばんでいる

表面が丸みを帯びている、また知覚過敏の症状がある

こうしたことに当てはまるものがある人は要注意です。

ここではこの酸蝕歯についてわかりやすく解説しますので、
興味がある人はぜひ以下の内容をご一読ください。

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酸蝕歯(さんしょくし )ってなに?

酸蝕歯とは、歯が酸の影響を強く受けたことにより、エナメル質が磨耗した状態のことをいいます。

歯のエナメル質が磨耗することにより、歯が透けてみえたり、歯が黄色や茶色に見えたりするほか、歯が薄く脆(もろ)くなり、知覚過敏の症状も引き起こされます。

重度になると歯が茶色く見えるほか、知覚過敏の症状もひどくなり、歯の小さい凹みが生じ、この凹みが酸蝕歯の進行により深くなった場合、むし歯になる可能性もあります。

おもな原因としては、強い酸性を示す食品の摂取を挙げることができます。

エナメル質はpH5.6に満たない酸性の食品と接触することにより、かたさが失われて溶けてしまいます。

酸の強い食品は身近なものにも多く、コーラなどの炭酸飲料、ポカリスエットなどのスポーツドリンク、リポビタンDやウコンの力などの健康ドリンク、チューハイ、ワイン、ビールなどのアルコール飲料、みかんやグレープフルーツなどの柑橘(かんきつ)類、ドレッシングなどの調味料、黒酢ドリンクやクエン酸などが該当します。

また、ビタミン剤や鉄剤、アスピリンといった酸性の薬剤によっても酸蝕歯の状態を招いたり、悪化の原因になったりするリスクがあります。

そのほか、病気や薬物、アルコールなどが原因となって胃液が口のなかに逆流することがあります。

簡単に歯が溶けてしまうほどの強い酸性を胃液は示すため、酸蝕歯が起こったりひどくなったりしやすいのが厄介なところです。

酸蝕歯の治し方!

酸蝕歯の治療を受けたい場合に適している診療科は、いうまでもないかもしれませんが歯科です。

どの程度進行しているのかによって、選択される治療方法は異なります。

軽い状態であれば薬剤の塗布やのほか

エナメル質を強化したり知覚過敏を防いだりするような適切な歯みがき剤を使用する。

酸性の食品を摂り過ぎないようにする。

強い酸性の食品をダラダラと長く摂り、歯が酸に接触し続けてしまうのを避ける。

酸性の食品の摂取後は口のなかをゆすぐことで酸を洗い流し、
30~60分時間をあけたあとに歯みがきをするなどのセルフケアをおこないます。

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既にある程度ひどくなっている場合には

歯に詰め物・被せ物をしたり、歯の再石灰化に有効な製剤を入れたマウスピースを一定時間はめたり、歯科用のプラスチックであるレジンを使用し、歯の見た目を改善する方法がとられたりします。

また、あまりに進行してしまっている場合には、歯を抜く処置がとられることもあります。

抜くと再び生えてくることがないため、手遅れになる前に歯の状態をチェックすることが大切です。

初期症状としては軽い知覚過敏や歯の光沢の消失や変色(黄ばみ)、歯の表面に丸みが出るため、当てはまるものがあれば早期に歯科で受診することをおすすめします。

レモンで歯が溶けるってホント?

柑橘類の果物であるレモンが原因で酸蝕歯になるというのは真実です。

すぐになるわけではないものの、レモンは強い酸性を示す食品のなかに含まれているため、高頻度で摂っていたり、摂ったあと口のなかをゆすぐなどせず、長時間にわたり歯が酸に触れ続けるようなことになっていたりすると危険です。

なお、どのぐらい歯が溶けやすいのかというと、レモンのpHは2~3です。

歯を簡単に溶かすほどの強酸性を示す胃液はpH1~2であり、レモンと大差ありません。

したがって、レモンは食品のなかでも酸蝕歯の原因になったり、酸蝕歯の進行を助長したりしやすい食品であるということがいえます。

摂ってはいけないわけではありませんが、ダラダラ長く摂り続けることはせず、

摂ったあとは水で口のなかをゆすいで洗い流すなどして、酸蝕歯の状態になってしまうことがないようにしましょう。

まとめ

口のなかのトラブルはむし歯、歯周病だけではありません。

酸蝕歯は歯の見た目が悪くなるだけでなく、ひどい知覚過敏、むし歯を招くことにもなり、最悪の場合は歯を失う恐れもある口腔疾患です。

初期症状を見逃すことなく、早期に歯科に行って適切な処置をほどこしてもらうほか、まだなっていない人も決して油断することなく、予防に努めることが大切といえるでしょう。

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